レポート
   平成25年度「国際交流・協力の日」レポート
 
     「国際交流・協力の日」レポート    
Step into the world together! 一緒に世界へ踏みだそう!
 

「国際交流・協力の日」とは、主に広島市及び近郊で国際交流や国際協力活動をしている市民団体や企業などが中心となって実行委員会を組織し、2000(平成12)年度から毎年開催しているイベントです。
 14回目の開催となる今年も、「学び」を基調とした国際交流・協力に関する様々な事業を行い、来場者の皆様に楽しみながら外国文化に触れていただきました。

イベントでは、多文化共生、異文化理解、地球環境、日本の伝統文化体験、平和への取り組みなど、34の多彩な事業を展開し、延べ8,000人の来場者がありました。

今年は、例年の事業に加え、初めての試みとして屋外ステージや朝鮮通信使の
二国間ユネスコ登録を目指してをテーマとした事業なども催し、大変好評でした。

また、当日の運営は、実行委員会参加団体のスタッフに加え、公募による一般参加のボランティアの皆さんにも協力いただきました。

開催日時  2013年(平成25年)11月17日(日) 10:00〜16:30
開催場所  広島国際会議場、平和大通り緑地帯、平和記念公園
主  催



主  管
 広島市、公益財団法人広島平和文化センター、広島国際会議場、
JICA(独立行政法人
国際協力機構)、公益財団法人ひろしま国際センター


 平成25年度「国際交流・協力の日」実行委員会(公益財団法人広島平和文化センターが運営する、市内及び近郊の国際交流・協力活 動団体相互の連携を図ることを目的とする「国際交流ネットワーク ひろしま」の加入団体を中心に当事業の趣旨に賛同する国際交流・ 協力活動団体で構成)
協  力  広島信用金庫、生協ひろしま
後  援  広島県、広島県教育委員会、広島市教育委員会、広島県PTA連合会、広島市PTA協議会、広島県高等学校PTA連合会、広島県私立中学高等学校教育後援会、中国新聞社、中国放送、広島テレビ、 広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送

参加団体数 66団体 34事業  

 
 (一部の事業を紹介します。)
 ☆「地球のステージ1」〜 放浪篇 + 震災未来編(英語の字幕付き) 〜
 今年も国際医療救援活動を展開されている桑山紀彦さん(宮城県名取市で病院を開業している心療内科医)が
案内役となり、語りとライヴ演奏、そして大型映像を駆使し、日本や世界で起きている様々な出来事を紹介しました。
参加者は桑山さんの発するメッセージにそれぞれ深い感銘を受けて、涙する方も多くいました。
・「地球のステージ」冒頭 広島市長 松井 一實 開会あいさつ  
 ☆「なんとかしなきゃ!プロジェクト」トークセッション
  JICA(独立行政法人国際協力機構 中国国際センター)などが全国で国際協力活動の重要性をPRする
「なんとかしなきゃ!プロジェクト」のトークセッションを開催しました。
 「スポーツと国際協力」という切り口から、スポーツに関連したなんプロ著名人・青年海外協力隊等を招き、元サッカー日本代表の北澤 豪さん、元シドニーオリンピック水泳日本代表の萩原 智子さん、おかやま山陽高校
野球部監督の堤 尚彦さん、司会を広島テレビアナウンサー西名 みずほさんの進行で、各エピソードを
交えながら、異文化コミュニケーションのコツなどをお話していただきました。
 クイズで、各賞品が当たるなど会場は、大変盛り上がりました。
 
・「トークセッション」
 ☆「朝鮮通信使フォーラム、二国間ユネスコ登録をめざして」など
 朝鮮通信使フォーラムでは、釜山大学教授、広島大学大学院教授、朝鮮通信使縁地連絡協議会事務局長、民団監察委員長、4人の発表は、立場が鮮明に表れていて、現在の動き全体を理解するのに大きな効果があり、参加された皆様が熱心に聞き入っておられた。数社の報道により、市民が「朝鮮通信使」について知る機会となった
 また、関連のイベントとして屋外ステージにおいて、来場者は、企画を楽しんでいました。
             
           
・朝鮮通信使フォーラムなど、屋外ステージの様子
 ☆世界の料理と民芸品バザー
 国際会議場南側の平和大通り緑地帯では、「ひろしま国際村 世界の屋台」と称し、15団体が世界の様々な屋台料理を販売しました。また、「国際協力バザー」会場も14団体が参加し、国際色豊かな民芸品などを販売しました。それぞれ多くの来場者で賑わっていました。これらの売上は、参加団体の国際協力活動に役立てられます。
  
・世界のバザー、世界の屋台料理など
 
 ☆国際交流・協力活動の紹介
 市民団体や大学、企業・団体など計19団体がブースを設け、それぞれの国際交流・協力活動について取り組み内容を紹介しました。参加者からは「広島にこれだけ多くの国際交流・協力活動団体があることを初めて知りました」との感想も聞かれました。
     
  ・日頃の「国際交流・協力」活動の紹介  
 
 ☆日本伝統文化の紹介と体験 
 毎年外国人に好評な、着物の着付けや茶道、いけばな、手描き友禅の体験コーナーを実施しました。外国人には
日本文化に触れてもらい、日本人には日本文化の素晴らしさを再認識してもらうことの契機となりました。
 
         
・着物を着ていけばな体験など    
 以上のほか、イベント会場をまわってクイズに答えるとプレゼントがもらえるクイズラリーや、親子で楽しめる催し、外国人のための法律相談コーナー、鍵盤ハーモニカや世界のコインを寄贈し開発途上国の子どもたちを支援するイベントなど、各会場は大いに盛り上がっていました。
  ボランティアで手伝ってもらった皆さんからも、「実に楽しかった。」との言葉を多くいただきました。
       
 
 ※次回の「国際交流・協力の日」は、2014(平成26)年11月16日(日)、広島国際会議場ほかを会場に開催を予定しています。
 
公益財団法人 広島平和文化センター国際交流・協力課
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